ステレオタイプ・パワープレイ 川口士 スクエア・エニックス
第3回スクウェア・エニックス小説大賞入選受賞作品です。
また、この作者は富士見書房の第18回ファンタジア長編小説大賞
の大賞受賞作「戦鬼」の作者でもあります。
見覚えある作者だなとは思ってはいたんですが、大賞とっていた
人とは覚えてなかったので、買ってから調べてみて少し驚きました。
前に「戦鬼」を読んでいるのでどうしても比べてしまうのですが、
この作者こんな話も書けたのかと、内容でも驚かせてくれました。
「戦鬼」は和風のとこにヴァンパイアとかを混ぜて話を構成してい
るので、ある意味この作品のごった煮感と似ている気はしますが、
ずっとシリアスで、しかも、1巻分に収める為か非常にあっさりと
した作品になってました。
しかし、この作品「ステレオタイプ・パワープレイ」では表題とお
り、ステレオタイプでしかもパワープレイな内容。
普段地味な主人公ですが、助けた世界のヒロインからもてまくり、
しかも、今回は幼馴染もお助け行脚についてきて告白までする始末。
銀河系の姫や、異世界の巫女、若い後妻さんやその娘で義妹。
義理の姉代わり、そしてメイドロボ等等、いかにもなとこではありま
して、普通ここまでやると私の場合嫌悪感とか出て酷評してしまうの
ですが、これがまた面白い。
主人公がそういう状況に対して、すごく冷静でぐらついていないのも
ありますが、話の進め方とかうまいんですよね。
戦闘描写とかはうまいとはいいませんが、見せ方を心得ているのか
気にならない程度に抑えてますのでひっかからずに最後まで読めま
す。
個人的には、ロボ娘かお姉さんが良いですかねぇ。
続きを出せそうではあるんですが、さて、これ出るんでしょうか。
出る事を楽しみに待ちたいです。







































































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