ガガガ文庫

2011年5月27日 (金)

装甲のジェーンドゥ! (ガガガ文庫) 著:永福 一成

運動神経は悪くないが体力がなくて運動音痴と思われている女の子が、アーマー
ドスーツを着て格闘で活躍する話です。
キャラの配置や、序盤からの敵の出し方、伏線の貼り方収め方とかは少し野暮ったい
ですが、うまく書けているのではないかと思いますが、どうにも地味といいますか
今ひとつ魅力が・・・・。
それに、”「電離層大厄災」というカタストロフに見舞われ、精密機器や通信機能が
使えなくなってしまった近未来”という設定ですが、この作品に限って言うならこの
設定は外しても問題なかったのではないかなぁと。
微弱電流で動かすアーマードスーツというのを際立てたかったのかもしれませんが
あまりに精密機器を使えない事を主張してるのに、いろんな精密機器が普通にあっ
たり、微弱電流の制御やアーマードスーツのいろんな機能なんか精密機器無しで作
れるはずがないのに開発してたりと、設定をないがしろにするのをポンポン出され
ると読む気が失せます。

装甲のジェーンドゥ! (ガガガ文庫)
永福 一成
小学館 (2011-05-18)
売り上げランキング: 50125

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月24日 (火)

ハレの日は学校を休みたい! (ガガガ文庫) 著:陸 凡鳥

学園祭が嫌いな主人公が、学園祭中止に脅迫状を送られた生徒会に犯人の疑いを
かけられ、それを晴らすために学園祭実行委員の娘と捜査をしていくうちに・・
という話です。
最近この手の、ネガティブ系主人公が相棒となる娘と依頼人っぽい娘とか男の
悩みとかを解決し、なんとなくいい感じに変わっていくというような話が多い
ですね。
この作品でも、捜査をしていく過程で主人公の他に犯人の疑いをかけられている
学園の生徒の悩みを解決し、仲良くなるという感じではあります。
さて、結局犯人が誰だったのか?とか、最後の結末はとかについては作品を読んで
もらうのがいいとは思いますが、犯人の動機はまぁいいとしてその犯行にいたる
経緯が普通の学園の学生であるならありえないことです。そもそもそんなことなら
主人公が犯人探しをするに至ることにならない。
主人公の過去と、学園祭が始まってからの部分が書きたかっただけで、他の部分を
ないがしろにしている話としか思えません。
この辺は、編集がどうに直させないとなぁ・・・

ハレの日は学校を休みたい! (ガガガ文庫)
陸 凡鳥
小学館 (2011-05-18)
売り上げランキング: 12894

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月20日 (金)

キミとは致命的なズレがある (ガガガ文庫) 著:赤月 カケヤ

第5回小学館ライトノベル大賞 優秀賞受賞作です。
大賞受賞作の「こうして彼は屋上を燃やすことにした」も良い出来でしたが、
優秀賞を受賞したこの作品も良い出来です。
ガガガ文庫もようやくこのようなレベルの新人が出せるようになったんだなぁと
ちょっと感慨深かったりw
ジャンルとしては、サイコ・サスペンスになるのんですかね?描写がすこしキツい
とこもあるかもしれません。
しかし、主人公の心情と過去の事件の記憶からどんどんと凶気に侵されていくよ
うな部分はよく書けていますし、そして出てくる周りのキャラ配置もなかなか。
終盤でのあの娘の行動なんか、ゾクゾクします。
ジャンルに固執せずにどんな題材でも割とうまくかけるような人だとは思うので
次の作品が楽しみですね。

キミとは致命的なズレがある (ガガガ文庫)
赤月 カケヤ
小学館 (2011-05-18)
売り上げランキング: 532

| | コメント (0) | トラックバック (0)

こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫) 著:カミツキレイニー

出てくるキャラの呼び名が「カカシ」「ブリキ」「ライオン」そして主人公が
「ドロシー」とくれば、大概の人が聞いたことがあるとは思います。
そう、「オズの魔法使い」のキャラを模して書かれています。
第5回小学館ライトノベル大賞 ガガガ大賞受賞作であり、完成度は高いです。
青春ジュブナイル小説との売り文句の通り、キャラ4人の考え方や行動がオズの
魔法使いのキャラとリンクしながらも、現代の少年少女らしい悩みや事件と向き
合い、前に向かおうとして足掻いていく姿というのがとても良い感じに書けてます。
まぁ最初の頃の主人公にはちょっと、イラッとするかもしれませんけどw
イラストも「狼と香辛料」のイラストをされている文倉十さんでして、合間合間
のイラストももちろんですが、最後にあるキャラ達の笑顔がとても良いです。

こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)
カミツキレイニー
小学館 (2011-05-18)
売り上げランキング: 1115

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月 8日 (日)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫) 著:渡 航

あー・・・うん、そう、なんだかね、なんだか、ちょっと泣けてくるんだ、これ。
とある方面の方には相当トラウマをえぐられる話です。
世の中を斜めに見すぎている男と、毒舌の女のなんとなく慣れ合う日常ではある
のですが、男の言動と考え、そしてその周りにいるキャラたちの痛々しいさまが
なんともいえませんw
「僕は友達が少ない」の作者が絶賛してるのがまぁよくわかりますw
そしてこういうトラウマをえぐられるような人こそが読んで面白い作品でしょうね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月24日 (水)

ブック×マーク! 2 桧山直樹 ガガガ文庫

どこかで読んだのをちょっとづつ つまみ食いして、結局おもしろくないという小説ですね。
周りが女の子ばかりの異能力集団に突然巻き込まれて扱いが底辺だけど参加することに
なった主人公。1巻度に各女の子のトラウマとか過去の傷とかを解決したり癒したりして
ちょっとづつ認められていく主人公。5,6巻あたりでメインの2人くらいのヒロイン
がさらわれたり大きな事件に巻き込まれたりで、それを解決して終了。
大体、こんなふうにしておわる小説だろうというのが見え見えです。
本人に文章を書く技量がもっとあれば、もっとおもしろい話になるんでしょうが、先ほど
も書いたように、どこかの小説からつまみ食いだけしてるものだから、うすっぺらくて
全くおもしろくない。
この作者もシリーズも、もうちょっと考えてほしいですね。

ブック×マーク! 2 (ガガガ文庫)

イラスト:さくや 朔日
参考価格:¥600
価格:¥600
OFF : ()

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月22日 (月)

恋の話を、しようか 三上康明 ガガガ文庫

高校生4人の予備校での恋模様ですね。
うん、こういうの好きです。こういう主人公も好きです。
それぞれの悩みとか、恋の方向とか・・・・ねぇ?にやにやもするし、あっーと残念
がることもあるし。
それぞれの保護者との関係に悩んだり。
読んだ後のさわやかさとか、青春小説の良作ですね。

恋の話を、しようか (ガガガ文庫)

イラスト:オトウフ
参考価格:¥620
価格:¥620
OFF : ()

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月21日 (日)

その日彼は死なずにすむか? 小木君人 ガガガ文庫

いわゆる人生のやり直しものではあるのですが、「けっ、結局リア充の話かよっ!」と
怒ってはいけませんw
なんといってもソフィアのかわいさがたまらないですな。
きっかけというか、最初の方の豹変がちょっと安易すぎる気はしますが、まぁそのへん
は中盤のソフィアのかわいさでどうでも良くなってきます。
からかわれて後に引けなくなった時とか、他の女wと手をつないでいたのを発見されて
浮気だ!と大騒ぎしたときとか・・・。
最後の種明かしと、その後の告白・・・くはーっ!にやにやがとまらないです。

その日彼は死なずにすむか? (ガガガ文庫)

イラスト:植田 亮
参考価格:¥680
価格:¥680
OFF : ()

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やむなく覚醒!! 邪神大沼 川岸殴魚 ガガガ文庫

異世界に召喚され、邪神とか魔王だったということで奮闘する話かと思ったんですが
現実世界で、邪神として人間どもを駆逐していく話・・でもないですw
邪神マニュアル・スターターキットってw
しかも、あまり役に立たなそうな・・・・・。
話は、まぁまぁだったのですが、残念なのはイラスト。
どこの厨二病患者が描いたと思わせるような拙さ、技術の未熟さが一目瞭然です。
もちろん、小説は本編の文が主ではありますが、ライトノベルに関しては絵も重要な
要素としてその作品を構成する要素です。
もう少し何とかしてほしかったですね。

やむなく覚醒!! 邪神大沼 (ガガガ文庫)

イラスト:Ixy
参考価格:¥600
価格:¥600
OFF : ()

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月23日 (土)

神のみぞ知るセカイ―神と悪魔と天使 原作・イラスト:若木民喜 著:有沢まみず ガガガ文庫

原作は少年サンデーの同タイトル。個人的にも大好きな作品で、それを「いぬかみっ!」
や先日発売された新作「スイート☆ライン」を書かれている有沢まみずがノベライズで
すから、期待しないわけにはいきません。
攻略対象は二人、しかも同時攻略というゲームでもやりにくいのをかみにーさまは
やってのけてくれます。まぁギャルゲーとかでは同時攻略しちゃうと1人1人の
物語が十分に楽しめないことが多いので、私もあまり好かないです。
さて話ですが、原作の雰囲気を壊さず、有沢まみずテイストな桂馬が書かれてます。
いろんなイベントや小ネタもおもしろいと思いますし、出てくるキャラの絡ませ方
攻略に糸口への導き方なんかもいいんじゃないかと。
一人目の電波系キャラ 天美透と、2人目の仮面をかぶった人嫌いの娘 吉野麻美。
攻略は吉野麻美の方が先で、こちらはよかったんですが、天美透のほうがいまいち
釈然としないなぁと。まぁ、そこらへんはしかたないですね。

神のみぞ知るセカイ―神と悪魔と天使 (ガガガ文庫 あ 4-1)

イラスト:若木 民喜
参考価格:¥620
価格:¥620
OFF : ()

| | コメント (0) | トラックバック (0)