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2011年5月27日 (金)

涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫) 著:谷川 流

まだ寒い時期に新刊が出ると聞いてから目にするまで疑心暗鬼でしたがやっとでました。
涼宮ハルヒの新刊です。
もう前巻までの内容を忘れていたので、読み返してから新刊を手にとったわけですがw
前編と後編に分かれてまして、初回限定版には小冊子としてちょっとした話が載せ
てあります。
さて、前巻で倒れた長門を心配して長門のマンションへ向かうSOS団一行という
ところから始まり、α編とβ編で分裂した話が交互に展開されていきます。
β編での男未来人がまぁほんとに嫌な奴でして、話を読んでぐぬぬと思っていると
SOS団に入団志願してきた新人の娘のあいらしさになんとも癒されてしまったり
と最後のほうまではそんな感じで進んでいくわけでして・・・。
後半やっと谷川さんらしい話にもなってきて、久々にはハルヒを楽しみました。
今まで、すごく便利に何でも割と解決してた長門が動けない状態で、しかも敵役に
SOS団のメンバーと対比するような構成で、相対してくるわけです。
いわゆる結構なピンチなんですよね。そんなこともあってか作中でもキョンがハル
ヒやSOS団の仲間達の事を結構考えて、現在や未来の事をどう考えているかも
終盤に結論らしきものも出てきます。
それには佐々木という女でありながらもキョンの親友であり、今回ハルヒになりか
れる存在としている彼女のあの言動や考え方も非常時いい対比となって描写されます。
ううむ、これだけで済ますのは非常にもったいないキャラだなぁ佐々木さん。
初回限定版についている小冊子の話を読むともっと佐々木さんが好きになりますね。

で、すべて読み終わってみるとなんか今ひとつすっきりしない。
谷川さんは涼宮ハルヒの分裂から驚愕まで、こういう話を書きたかったのかなぁと
何となく思うわけでして。それは、最後の方のキョンの考えとかまぁいろいろとあ
るわけですが。
後書きでは、この数年小説を出せなかったことについての謝罪が書かれています。
そこまで言わなくてもいいんじゃないかなぁとおもいますし、非常に苦しまれたの
であろうとも思えます。
なんにせよ、ハルヒシリーズでなくでもコンスタンスに小説を書いてもらいたい
作家さんですので、適度に頑張って欲しいものです。

涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
谷川 流
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-05-25)
売り上げランキング: 4

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