マリア様がみてる 大きな扉小さな鍵 今野緒雪 コバルト文庫
久々に、おもしろかったと言えますでしょうか。
ずっと引っ張ってきた瞳子問題ですが、この巻でいままで振り回
されてきた感のある裕巳が落ち着いて余裕ある感じになってます。
裕巳がそういう感じですから由乃さんのあの言動・行動が悪目立
ちしますね。
そして、この巻は裕巳視点がなく、全て周りのキャラの視点から
なってます。それが今回ぴたりとはまりました。去年の裕巳達が
感じていた事や、姉達に対する想い、友達に対する想いなんかを
そのまま投影したような、乃梨子視点での流れがとても面白くて
、また祥子の裕巳に対する態度も去年の容子様もこんな感じなの
かなと思えてしまいます。
そして瞳子の秘密が!ということで、レイニーブルーの時もそう
でしたが、この娘さん、タイミングが悪いと言うか変に気を回し
すぎな性格と行動でどうにも、身動き取れないようになっていき
ますね。
そして、裕巳との帰り道から最後の乃梨子登場で盛り上がる下級
生達の友情に、さてさて次巻で決着付きますかね。
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