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2006年5月28日 (日)

米澤穂信

少し前に夏季限定トロピカルパフェ事件読んでから、米澤穂信さん
の作品を集めて読んできました。
後1、2冊はまだ購入さえできてませんが、一応買ったものを全て
読み終わり、なかなかの好感触を得ました。
春季限定イチゴタルト事件・夏季限定トロピカルパフェ事件の
小市民シリーズ。
氷菓・愚者のエンドロール・クドリャフカの順番の古典部シリーズ。
犬はどこだ という探偵(?)もの。
いずれも軽くて肩肘張らないのに読み応えと言う意味では十分ある
おもしろい作品ばかりでした。
特にクドリャフカの順番は、個人的にちょっと痛いといいますか
心に小骨が刺さったような感じが残り、印象深かったです。
既刊本も手に入れ次第読みたいですが、小市民シリーズの新刊も
楽しみです。

 

・氷菓

表題の謎を解いた時、納得と衝撃とが混ざった感じのため息がでま
した。

何事にも積極的には関わろうとしない”省エネ”少年・折木奉太郎
は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され日常に潜む不思議
な謎を次々と解き明かしていくことに。

という紹介文でもわかるように、この本では人は死にません。
もちろん、誰かが刺されて怪我するとか言うのもありません。
日常の謎を、シャーロック・ホームズがワトソンに解説するような
感じの解き方をするような話です。
メインの話は、古典部メンバー千反田が古典部に入る事になった
理由である”千反田の叔父から聞いたコテンブにまつわる話が何で
あったか知りたい”という事で過去になにがあったかを調べていく
のです。
最近では学園ミステリーといえど、すぐに人死がでて探偵役の主人
公が通っている学校関係者や友達はほとんどが犯罪者か被害者とい
うのも割りとあったりするのですが、その中でこういうのは貴重か
と思います。

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・愚者のエンドロール

その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り
落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全
てがあからさぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気
になる千反田は、仲間の折木奉太郎達と共に結末探しに乗り出した。

密室殺人の謎を解く・・・・ミステリでは王道ですが、この話の
本道として自主制作映画の途中まで作った(少年が腕を切り落とさ
れ死んでいる)以降の話を考えてくれというもので、シナリオを
書いていた人物が、撮影途中でダウンしリタイアしたから続きは誰
も知らないという状況で進んで行きます。
撮ってあるところまでの謎解き・辻褄あわせ。そして元々のシナリ
オを書いた人物がどういうシナリオを考えていたのか。製作側の
スタッフや、古典部のメンバー各自の考えとかいろいろな考えが
出された後、奉太郎がこれだろうという話を持っていくとこの盛り
上がりは、なかなかにうまいかと。そして・・・その後の真実。
ここの落差感はちょっと癖になるとたまらないかもです。

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・クドリャフカの順番

詰め込んであるネタの多さ、シリーズ”氷菓”・”愚者のエンド
ロール”を活かした設定・構成。見事です。
やっときた文化祭。古典部も無事に発刊できる運びとなった文集
”氷菓”を出すのですが、まず最初からつまづきが。そして、
それを何とかしようと奔走する面々。奉太郎は彼らしく部室で
一人文集を売っているのですが、この人はそういう星の元に生まれ
たのでしょう。わらしべ長者のごとく本を売る傍らいろいろ手に
入れて行きます。
そして起きた「十文字事件」、文化祭に参加している部活から、
部活名の頭文字にちなんだ物が盗まれるという。そしてそれは
五十音順の十文字まで・・・・つまり最後は古典部から何かが
盗まれる可能性が!
十文字事件の解決・真相。大量に発注してしまった文集を完売する
事ができるのか。このへんが話のメインであり、おもしろくいい
出来ではありますが、個人的に思うとこがあったのが、この話の
犯人の想い、マン研の先輩の想い、古典部メンバー3人の想い。
憧れそれに向かって自分を高めようとがんばっているそのそばで
圧倒的な才能を見せ付けられ、しかもその本人は、その事には全く
執着していないという。それが悔しくあきらめきれずに努力しても
うまくいかずに・・・自分の若い頃の事を思い出したりします。
各人の気持ちの落ち着けどことろか、なんともせつなくなります。

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・犬はどこだ

主人公 紺屋は病気で仕事をやめて田舎に帰り、半年後、生活の
ためやむなく調査事務所を開くことになる。
そこに、舞い込んできた依頼。失踪した娘を探してくれという。
そして、雇ってくれとくる探偵になりたかったという学生時代の
後輩や田舎の役所からの文献調査等。

なかなかにおもしろかった。前半はいろいろ調査が進まなかった
り、人が結構出てきたりで、読むのが億劫だったんですが、中盤
以降今までの伏線・人の謎が一気にまとまり始めてからは、おもし
ろく、また緊迫した盛り上がりもあり一気に読めてしまいました。

相変わらず、表題と中身の意味づけがいいです。主人公たる紺屋は
調査事務所を開くのですが、調査事務所と言っても犬探しが専門。
学生時代のバイトでやったことがあるからという理由ではじめます。
そして雇ってくれと来る、探偵志願の後輩。探偵というものにこだ
わりがあるのに、やはり実地が追いつかないがゆえの、読んでる側
からみたもどかしさがうまく作品の後半 謎解き部分の爽快さに
繋がってます。
読み終わって、最後の独白部分とタイトルを見てまたにやりと・・・

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2006年5月23日 (火)

ラノベの杜~新刊案内~

右側のリンクに、本・書籍情報として ラノベの杜~新刊案内~ を追加しました。

少し前から見てたのですが、更新をきちんとされていて、ライトノベルの新刊情報をいち早く届けてくれて非常にありがたいです。

大手はある程度把握してても、最近の新レーベルとかは見逃すことが多いので、ここで確認できますね。

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麻生大臣キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!:

メカビ--オタク情報総合誌編集室ブログさんにて、オタク界の大物・・・って大物過ぎるよ!

前から空港で読んでるのを目撃されたり、原作者にサイン書いてもらってたりと、ほんとなんとも素敵な人ですな。まさに一流。

この号は絶対買わねばいけませんよ!

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虚構の勇者 三浦良

権謀術数うずまく宮廷・・・・っていう雰囲気を書きつつ、読ん
だ後は、いったい何をやってたんだと言うくらい何も無いw
この辺うまいですね。今回は部下の視点を中心にして魔王たる
彼女をぼやかしているようですが、読みかえしてみるとこの娘
さんがいつもの謀略家ではなくただの恋する乙女になってる事に
気づきます。そして彼女の、今回は総督閣下付きになるあの娘も
意外に・・と。
1巻、2巻とけっこう楽しませてもらってるのですが、これから
の展開がいったいどうなるのやら。いまさら戦いメインにするの
は興ざめですしね。真価が問われるのはこれからです。

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サイレント・トーク 鋼殻のレギオス2 雨木シュウスケ

主人公フラグ立ちすぎ!

いくらなんでもなぁ・・・ちょっとやりすぎって感じがw
最強で、もてて、そして本人はそれをわからない超鈍感。
いったいどこのエロゲ主人公ですかと。
さて、話なのですが。
やはり今回は成虫。しかも、かなり強い老性体・・・のはずなん
ですけどねぇ。レイとんが強すぎなのでどうにも盛り上がりって
ものがw
激闘してる部分は、全く書かれてませんし。
まぁけして戦いの描写とかうまい人じゃないんで、それが正解と
言えばそうなんですが。
最後は、協力してってことですがそれもなんだかなぁ。
武器の精度と供給などのサポートがあればちゃんと勝ててた気が
します。
普通だったら足手まといになるだけなので、ああいう展開は個人
的に好きじゃないですね。

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殺×愛3 風見周

いい加減うっとおしいわぁ!!!!

と思わず叫んでしまいたくなるように進んできた話ですが、この
巻でやっと、それなりに関係が進んだってことですかね。
近づき、近づいたことで衝突し、そして仲直り。
王道と言えば王道ですが、だからこその爽快感はあります。
2巻で新しく出てきたあの存在。そして最初から拘ってる彼女と
の過去や、その存在の真実も明らかに。

で・す・が!

この巻ではそんなとこではなく、にゃみちゃんの魅力を堪能する
事が一番楽しいかと。
チャイナ服の”吸血少女にゃみちゃんフルスロットル”や看護服
”マジカルナースにゃみすけ”など、まさに他のヒロインなぞ
足元に及ばないくらいの魅力があります。

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紅牙のルビーウルフ3 西の春嵐 淡路帆希

ジェイドとルビーウルフの関係が良いですね。
少しずつ、少しずつ近づいていってるのがなんとも、もどかしく
もいい感じに書かれてます。
でも、次巻あたりからちょっとシリアス方面に流れるかなと。
自らを盗賊と言うルビーウルフに期待されるのは、その血を受け
継ぐ世継ぎ。その相手となるのが誰かとか(もちろんジェイド
が一番候補でしょうが)、公約している海まで切り開く事業とか
他にもいろいろ今回以上に貴族とかが暗躍してくることでしょう。
そこらをどう書くのか。楽しみでもあり不安でもありますね。

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2006年5月22日 (月)

絶対×浪漫 むっちりむうにい

作者の数少ない作品ですが、まさか百合雑誌に描いてたとはw
中身はソフト百合でありきつい内容ではないので、マリみてに
はまった人にはお勧めかも。個人的にお気に入りなのが最初の
作品と、中盤以降にある宇宙人と眼鏡の娘さんとの話ですかね。
相変わらず緩急と脇の台詞がうまい作者です。

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翡翠狭奇譚 広江礼威

BLACKLAGOONの作者が描いた初期作品であり、BLの
原点とも帯びには書かれてました。
内容は・・・・はぁ、アステカとかですか。ナチと銃器とかの辺
は確かに原点っぽいと言えますかねぇ。
で・・・・、なるほどここで打ち切りになったとw
ん~、まぁあえて続きを加筆して再販はしないで良い作品かな。

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ひとひら2 桐原いづみ

夏!部活!といえば合宿なのですが、主役に抜擢されて尻込み
また焦りもあって厳しくする部長に、弱音と不満をぶつけてしま
う麦。いやぁ、若い。若いなぁ。そして、いかにもありがち
なのがちょっと引いちゃいますが。仲直りして合宿終了後の話で
体育倉庫に閉じ込められた野乃と榊のあのやり取りが良いです。
過去話から見てるとちょっとじ~んとしちゃいますね。
そして、今巻ラストでいよいよ演劇の本番が。
次巻楽しみです。

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お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文 篠崎砂美

お隣に引っ越してきた魔法使いと、おしゃまな女の子の話です。
ほのぼのとして、ちょっと不思議な話を集めた短編で、GA文庫
にしてはかなり良い出来じゃないでしょうか。
イラストが電撃文庫「七姫物語」で描かれてる人なのでしょうか
文体が何か似てる感じもして癒されます。まぁその分、盛り上が
りとか、その辺には期待されないよう。

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レジンキャストミルク3 藤原祐

表紙が個人的に一押しの舞鶴蜜でうれしい!
さて、久しぶりに敵役が憎たらしい話を読見ました。
前巻で体を乗っ取られたひめひめの体で暗躍する無限回廊。
硝子にちょっかいをかけて、振られる粘着質の同級生 上野。
キレて硝子の危惧した通りの行動を取ることになった晶。
敗れた舞鶴蜜、連れ去られた硝子。
次巻、この閉塞感を解消してくれることに期待大です。

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2006年5月19日 (金)

少女に向かない職業 ドラマ化

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/13920.html

Gyaoが、オリジナルドラマとして、桜庭一樹原作の「少女に向かない職業」をドラマ化。

歓迎すべき出来事ですね。

しかも、作品のチョイスがまたうまい。少女時代の不安定さ・壊れたような感じの話を書かしたら桜庭さんは非常にうまい人になりますし、十分ドラマ化できる作品であるので期待が持てます。

原作の「少女に向かない職業」は、東京創元社 ミステリフロンティアよりハードカバーにて発売されてますので、ドラマの前に読んでおくともっと楽しめるかも。

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2006年5月17日 (水)

とらドラ!2 竹宮ゆゆこ

新キャラ登場!八方美人の腹黒キャラですね。
途中からは、なんか取り込まれてるしw。みのりんが、衝撃与え
て大河で懐柔ってとこですかね。キャラの性格と役割が反対な気
もするが、多分あの娘は大河のことを好きになっていくんじゃ
ないかと。そして竜児とかと取り合ったり・・・とまぁ妄想でき
る訳です。

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お留守バンシー2 小河正岳

前回の続きからといいますが、お城修理の話です。
ん~、なんだか不幸というか苦労が続いている上に、肝心の主人
があんな感じだと、そらぁ・・・怒るか^^;
まぁ、その辺を自分の責任でこうなったと思っちゃってるとが、
かわいいのですけど。
敵というか、現状の邪魔者が来ても、ほのぼのとしてるのはいい
んですが、その分盛り上がりに欠けるとこもあったりで、少しも
の足りなく感じました。
各脇キャラも、目立たせるためかちょっとはしゃぎすぎな感じも
あったので。
まぁ、この辺は書いていくうちにうまくなっていくので編集共々
頑張って欲しいですね。

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リリアとトレイズ 4 イクストーヴァの一番長い日 時雨沢恵一

上下巻の下巻であり、解決編になってます。
ん~、なかなか。
ちょっと人死に(殺し)すぎな感じもありますが、これがこの人
の味と言えばそうですしw
お宝の謎は、わかってみれば、なぁんだと思いますが確かにこれ
が戦争時に見つかってると思うと、秘密にしたのは英断だったの
でしょう。
さて、そういうごたごたが終わっての二人ですが・・・・あぁ。
トレイズ君もうちょっと頑張ろうよ!と。
最後にはあんな事態になろうとしてるし。

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2006年5月16日 (火)

“文学少女”と死にたがりの道化 野村美月

まずは、謝ります。
ごめんなさい、侮ってました。

この野村美月さんって人の作品 今まで何作か読みましたけど、
どうにも評価低くて。卓球シリーズも次の作品もだめで、3作目
になるうさ恋シリーズなんて特におもしろくなくてもうこの人の
は手を出さないと思って今回も最初は見送ったんです。
でもタイトルの”文学少女”ってとこには惹かれてて、また評判
も悪くなかったので、買って読みました。

うん、ちょっと本屋行って太宰作品探してこようかな

読み終わったあとまず思ったのが、これでしたね。
本編の話は、まるで桜庭一樹の少女物のような感じで、人の暗部
といいますか、あの年代の少女の不安定さをうまく書いていて、
また本作のヒロインであり、話を食べる”文学少女”である遠子
先輩が作品が評する作品の感想が良い。その感想は作品を食べる
遠子先輩であるが故の味覚表現になり、なかなか趣深かったりし
ます。ただ、本当の食事というものをしないから時々表現がおか
しいものありますがw
そして、話の最後の大詰めのとこで、遠子先輩が太宰作品を人に
薦めるというか、これを読まずしてどうする!というような勢い
で説得するんですが、ここを読むと、太宰作品読みたいなと思う
からなんとも不思議。
このシリーズ、こういう感じで続けていって欲しいです。

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GOSICK s2 ゴシックエス・夏から遠ざかる列車 桜庭一樹

短編集の2冊目です。
今回は夏休みの話で、本編でヴィクトリカを連れ戻しに島に行く
前ですね。
夏休み、一人残るヴィクトリカのためにアブリアルからの誘いも
断る九条ですが・・・・アブリアルすごくかわいいのになぁ。
もうちょっと報いてあげて欲しいものです。
さて短編の一つに九条の姉の話がありまして、兄の友達の帝国軍
人さんが妙にかわいくかかれてまして、姉も・・・惚れたかなw

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かりん増血記 恥じらいダイアリー2 甲斐透

上下巻構成で続けてきた話の解決編です。
可もなく不可もなく・・ってとこですかねぇ。
漫画版との、いろんなすり合わせも苦労されている感じで、まぁ
頑張って欲しいものです。

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SHI-NO アリスの子守唄 上月雨音

さて、2巻です。
富士見ミステリー文庫にしては、ミステリーをやろうと努力して
るのは褒めてあげても良いんですが、中身がついてきてない。
複数の伏線やら、別の話をうまく取りまとめるにはもうちょっと
技術がいりますので、修練を重ねて欲しいものです。

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レンズのむこう 日坂水柯

メガネの女の子は好きですか?

表紙の眼鏡の女性もよかったですが、こういう帯の宣伝文句書か
れて、この私が買わない訳いかないじゃないですか。
中身は帯のとおり眼鏡の女の子の話がいくつか。少しH描写もあ
りますが、それが作品の味になっています。百合な話もあるので
そういうのが趣味な方にもw
個人的には一番最初の話が良かったかな。なるほど、外しちゃう
そう思うものなのかと、ちょっと納得したり。
眼鏡の女性好きなんですけどねぇ。世間的にはどうにもマイナス
イメージが先行しちゃってるのが残念です。

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されど罪人は竜と踊るAssault 浅井ラボ

ガユスの若い頃。ギギナと二人になる前の事務所の話です。
ガユス、若いなぁw。皮肉屋で性格悪いのは変わっていませんが
熱さと情けなさがありますね。
それと、なんというかこれに出てくる女性っていうのは、どうし
てこう性格破綻者が多いのか。しかも一見まともそうにみえるの
にというのがこの作者の好みなんですかねぇ。
さて、話事態はいつものような感じで短編がいくつかってとこで
すが、この事務所のメンバーがどう破綻していくのかちょっと
ずつ崩壊のときが近づいていくというように書かれています。
でも、この巻では崩壊のときのことまでかかれてないので、最後
は拍子抜けっぽい感じです。

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2006年5月13日 (土)

涼宮ハルヒの憤慨 谷川流

アニメもかなり好調で、そのおかげで既刊の分が本屋から売り
切れたというような現象も出てるハルヒの最新刊。
まず、作中で小説を書くことになったSOS団メンバーですが
それぞれキャラらしい作品に。そのなかでもやはり一番不思議
できっとなんらかの情報とか伏線とかが張ってあるはずの長門
の小説は不可解です。ん~この辺読み解ければなぁ。
まぁいつからか、話の中心がどうも長門のまわりに張られてい
ような感じもあり、そしてまたこの巻での小泉の話からも、お
いおい、もしかして・・となんか変な考えが浮かんできたりも
します。
話の向きは置いといて、この巻でのハルヒとキョンですが、ま
たなんとも解りにくい。キョンの書いた恋愛小説(?)を、ど
う思ったのか、また小泉の言うとおり、キョンの恋愛感・経験
というのが知りたかったからキョンに恋愛小説が割り振られた
のか、はたまた、ハルヒよりも長門が・・・とか、いろいろ邪
推もできたり、なかなか楽しませてくれます。

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ゼロイン5 いのうえ空

うむ、まさにエロ担当妹の面目躍如ですな。
いやぁ、ほんとこの娘には下着姿とかで変質者や犯罪者に組み
敷かれるのがよく似合う。
しかし・・・・つくづく惜しまれるのが紋収さんの死ですな。
あんなくずキャラに殺されるなんて、ほんともったいない。

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まほらば11 小島あきら

あ~、なんか予想通りの展開になりつつ。
梢の別人格との融合=別れと、この巻では、桃乃さんが恋人と
共に外国へと旅立ってしまいました。
そして隆士の友達も一人、学校でのコースを変えて新しい道に
歩み始めました。
一人、また一人と離れていってます。
多分次は、灰原さんあたりがどっかいっちゃうかなぁ。
梢と隆士の間は・・・・当分親展なさそうですな。

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仮面のメイドガイ3 赤衣丸歩郎

3巻にしてすでに、メイドというよりも胸と下着漫画といいます
か、ぶっちゃけフブキさんがいればいいよみたいな・・・・
もうご近所にも、ドジッ娘メイドとして認知されつつある、本来
は優秀なフブキさん。コガラシも的確にそこをちくりちくりと
攻撃していきますが、まぁそこらへんの反応がかわいいといった
らありゃしないですな。
そして、修行場として・・・・くっここでメイド服に唯一対抗で
きる服、巫女服を投入ですか!
ククク・・・わかっているではないか作者

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まじかるストロベリィ3 まつもと剛志

一応 主人公はまじかるストロベリィの、いちこなのですが
この巻の主人公はニコでしょう。
いちこの主人日下部を好きな、自分の主人のヒナ。
その二人をくっつけようとがんばるのですが、本人もヒナに
憧れを持っていて複雑な心境であり、また時々いちこにも惹かれ
てたり、主人二人が行ってる大学の先生の娘からも好意を寄せら
れて、それなりにどきどきしたりと少年の揺れる心といいますか
男の子も大変なんだよねと慰めてあげたくなるようなかわいさが
あります。

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つばさ 麻生俊平

麻生さんといえば代表作 富士見ファンタジアの「ザンヤルマの
剣士」でもかっこいい女の子書かれてましたし、コミカルなもの
では、角川スニーカーの私立探偵シリーズもありますので、気弱
な主人公と魅力ある(?)女性陣と人助けをしていくという展開
でも十分面白いものが書けるだろうと思ってたのですが・・・。
うーん、これはちと失敗かなぁ。編集側の押し付けでしょうけど
変に媚びたようなハーレム展開をこの人に書かせるんじゃないと
言いたい。そんなものは読者側が見つけて妄想するもので、編集
側のおしつけの、一般的に萌えと言われるものなんておもしろく
もなんともないのだから。
2巻以降もこういうだれたのが続くのであればこのシリーズは
麻生さんの執筆作品の汚点になると思います。

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妄想少女オタク系1 紺条夏生

タイトルからして、もうBL好きの女の子の話だろうというのは
解りますが、これが予想以上に面白かった。
アニメと漫画が好きで、そしてBL思考の主人公である浅井留美
が、とあるきっかけで教室で妄想していたBLカップルの片割れ
安部君に惚れられてしまうのですが・・・安部君は普通に初々し
い男子高校生として好意を示してるのに、頭がBL思考の留美に
は、それが通じない。その辺の意識の差といい、いろんなイベン
トでの発言といい非常におもしろい。
また、途中で美人の松嶋から嫌がらせを受けるのだが、隠れオタ
クであった松嶋といつのまにか非常に仲良くなってて、また安部
とBLカップルに妄想されていた奴も留美に惚れたと言ってくる
しで逆ハーレムな状態。だがそこはさすがBL思考。安部との
ちょっとHなイベントにも、経験がない上に、妄想でもBLしか
思い浮かばないため、自分が男性ならわかるんだけどという発言
をして妄想展開を本人の前で語ったり、最後 安部の想いが届い
たかなと思えば、自分をシンジ君(エヴァンゲリオンの)と呼ん
でくれといい、また安部のことをカヲル君と(二人は最高のBL
カップルなんだそうで)・・・あぁなんともかわいそうな阿部w
個人的には・・・・松嶋とのマリみて展開を希望なのですが。

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Holy☆Hearts! 1 世界を守る、おしごとです 緋賀ゆかり

この作品には原作がありまして、集英社スーパーダッシュ文庫に
て神代明さんが書かれてます。
原作がおもしろく、漫画も原作の話に沿う形で進めらていて
キャラの動きと表情が漫画ならではの魅力で描かれています。
主人公であるキュノも、清楚な要望ながら大食・・もとい、
ちょっと育ち盛りのアリシア、凛々しい侍っぽいのに、くま好き
で、美人の歌手が好きなジンジャーもみんなそれぞれ良いキャラ
です。
そして、キュノの育て親であるエクスとフェリカ、二人の女性も
キュノのことを大事にしているのがすごく解るのがこの作品の
魅力でもあり、ほのぼのとしたいときにお勧めの作品です。

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ちまちま かがみふみを

要領が悪くてちっちゃい女の子・千村さん。そんな彼女好きで、
自分もやっぱり要領が悪い背の高い男の子・黒川君。
この二人の恋愛話ではありますが、いや~、なんというか見てる
ほうが恥ずかしいくらいに不器用でじれったい。特に告白前後は
最後うまくハッピーエンドになるのは解りつつも、早く早くと、
黒川君をひっぱたいて応援したくなります。
後日談での部分も、こいつらまだこんな初々しいのかよ!と思わ
ず突っ込みいれてしまいますね。

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へうげもの2 山田芳裕

私が所属しているネットワークゲームギルド「白の団」の団長で
あるむにんさんに紹介してもらって1巻を読んではまった作品の
2巻が出ました。
いやはやおもしろい。この作品は、人の欲ってものと腹黒さがう
まく描かれていて、主人公である古田佐介(後の織部)からして
茶器等の名物に対する欲が強く、そしてそれを取り替えたり、
偽者で騙したりと酷いことをしているのだが、それ以外ではここ
ぞというときに成功しなかったり、おかしい事やったりのキャラ
で、まさにひょうげものであるから憎めない。かと思うと秀吉の
野心と腹黒さは嫌味たっぷりに描かれていて、生真面目で実直な
明智光秀とも対比ができていてなんとも味があります。
あと、佐介自身があまり身分的に高くもないので、周りの武将達
も割とマイナーなのがいて、そこも面白く思えます。
2巻では、最後に信長様が・・・って、こいつが殺ったのかよ!

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Schoolrumble12 小林尽

冒頭の話で天満のために、烏丸としてプレゼントを渡そうとした
り正体を隠している時お嬢の前で語る播磨はかっこいいんですけ
どね。
やっぱり、ここぞというとこがしまらないw
おまけに、八雲にあんなふうに思わせるなんて!!!
とりあえず、麻生としてみこちんとこで食事してる中村・・・・
みこちんと仲良くするんじゃねぇとw

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シグルイ 6 山口貴由

藤木と清玄が開眼した話とか、友六と藤木の戦いの話もあります
がやはりこの巻、清玄と虎眼の戦いでしょう!
せっかく呼び寄せていた高弟を、何の迷いもなく行きがけの駄賃
とばかりに後ろから切り伏せた魔人と化した虎眼先生。
妄想の中で清玄と女の首が飛んだ絵には、ま、まさか!と思いま
したが、もうなんというか、鬼気迫るとはこのこととばかりに、
清玄に相対します。
清玄は清玄で、逆流れで斬ったはずの虎眼が倒れもしないでいる
事に恐れるとこなんかは、もともと虎眼派な私にとっては気味が
良かったのですが・・・・三重がでてきてから・・・うぉおおん
虎眼先生がぁああ(TT

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桜庭一樹日記 BLACK AND WHITE 桜庭一樹

桜庭さんのサイトにある日記をまとめたものです。
で、なかなかにおもしろい。
空手道場でのいろんなエピソードとか、音楽・映画の趣味の話等
おもしろい感性の持ち主だと思います。
その中で一つ、非常に印象に残った文がありまして、友達の方と
の話で将来の夢は?と聞かれて「男の人を一人幸せにしたいものだ」
と書かれてたところが、なんというか非常に色気のある文章に思
えて何度も頭の中で反芻してました。
男性が特定の女性に対してそういうことを言うのではなく、女性
がまだ見ぬ男性に対してそう言ってるというのがちょっといいな
と感じました。
他にもなんとなく言った一言みたいなのでいいのもありますし、
軽く読んでみるだけでもお勧めです。

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その本、触れることなかれ 十月ユウ

2巻目としては、無難な出来ですが少し盛り上がりにかけます。
主人公である眼鏡っ娘 綴の特異性というか、なんか知らないけど
変な力持ってるっぽいとこは今後ちゃんと生かしてほしいですね

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伝説の勇者の伝説10 孤軍奮闘の王様 鏡貴也

いろいろと、隠されていたものが明らかになっていってます。
また、ここにきての謎とかも出して・・・ほんとに12巻で
終わるのかな、これw
世界を巻き込むような規模の話はおいといて、各自の恋愛部分
に眼を向けると、紅指のクロウと姫さんを筆頭に王様の周りに
ごろごろと・・・・あの人にツッコミをいれられててれるフェ
リスが一番可愛かったです。

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夏期限定トロピカルパフェ事件 米澤穂信

春期限定いちごタルト事件で、私にとって強い印象を受けた
主人公二人、小鳩君と小山内さん。
小市民を目指し、そのために互いを利用している二人が、今回
どんな話に巻き込まれるのか。
タイトルからは、なんとも華やかな印象を受けちゃいますが
今回もやってくれます小山内さん。
夏休みを<小山内スイーツセレクション・夏>に翻弄されるこ
とになる小鳩君という形で短編のをいくつか組み合わせたものと
思っていたら、なんともはや・・・・そんな裏事情が。
しかも、最後には二人が決別なんていうことになりそうな?
さて・・・、秋の事件はいつでて、どうなるやら。

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伊佐と雪 やさしいよる 友谷蒼

タイトルは「伊佐と雪」ですが、主人公はお馬鹿で一本気、料理
スキルを持ってる奴で、伊佐と雪の二人と共にオカルトっぽい物
を解決していく話です。
基本的に短編作を集めた感じでしょうか。「キノの旅」や最初の
「死神のバラッド」みたいな構成です。
駄作とまでは言いませんが、盛り上がりに欠け面白いとは言えな
い出来です。

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メイド刑事 早見裕司

きました。さすがGA文庫。かなりイタイ作品です。
中途半端な知識で設定を細かく決めて、辺に現実の固有名詞とか
こだわりとかを持ってきて「これはライトノベルと違うんだ、
俺は文学って物を書けるのさ」みたいな作者の考えが透けて見え
る作品です。
一般小説でも何冊か書いてるようですが、きっと売れなくて、
ライトノベルなら大丈夫だろ?萌え要素が何かわからんけどメイ
ドっていうのが流行ってるんだろ?じゃあそれを出して書けばな
んでもいいんだろ?と書いてのがまるわかり。なのに後書きで、
何年も前から構想はあったなどという恥知らずな事を言えるのは
本当にどういう神経してるんだか。
タイトルからすぐ連想されるように、内容はスケバン刑事のパロ
というか、劣化以下の堕落コピーと申しましょうか・・・いや
それすら原作に対して申し訳がないくらいです。
でてくる敵キャラ達にしても、薄っぺらい。キャラ立てっていう
ものを位置から勉強しなおして来いと言いたい。

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2006年5月12日 (金)

楓の剣! 2 ぬえの鳴く夜 かたやま和華

今回は、辻斬りととある藩の陰謀劇です。
なんと言いますか、このレーベルにもミステリとか謎解き部分を
求めても仕方ないのはわかっているのですが、それならそれで
違う部分でおもしろさを出してもらえばいいところが、この作品
はそれが出てこない。
ヒロインたる主人公と相手方の恋愛に主眼を置いて書かせても
今のとこ、この作者では面白くかけないのではないですかねぇ。
まぁ、これはここでやめて新作書かせるほうがいいかと。

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断章のグリム 1 灰かぶり 甲田学人

なるほど、この人らしい作品だ。
前シリーズ「Missing」でも、童話・民俗学を作中作にて
キャラにとりあげさせて、話のキーとしても使っていた部分を
より、深くした感じでしょうか。
神の見た悪夢・心に傷を負った人間・童話と関連させた現象。
その辺を作者らしい嫌らしさで構成し、怖気がはしるような
姿描写をこれでもかと物語の後半でつぎ込んできます。
その反面、今回は主要キャラの影が薄いかと。
まだ1巻とはいえMissingの魔王様とかのような印象強さ
が感じられないです。
まぁ、あの武巳のように物語が進むにつれ重要度が増してくる
設定にしているのかもしれませんが。

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